2012年1月15日(日曜日)晴れなるべく雪の無さそうな低山の中で本日選ばれたのが【甲州高尾山】。勝沼ぶどう郷駅という名前の駅から出発します。中央線はさすがこの時期はガラガラで駅から降りたのも数名。駅からタクシーで約15分、登山口の大滝不動尊へ。これで一気に標高900メートル地点まで登ってしまうので、山頂までの標高差は200メートルくらい!なんだ、これじゃ登山って言えないかもー。不動尊の山門から登りはじめますが、

うわーっ、滝が凍ってる!!寒いところなんだね。雪はありませんが空気が冷たく張り詰めて、おそらく氷点下。山中に、多くのお堂が点在している。
氷河だぁぁぁぁー。凍ってる滝の眺めって凄いかも。いきなりの光景にわくわくしながら出発します。

ほとんど人影のないしんと静かな山道をのんびり登ってゆくと、富士見台と棚横手山との分岐点に出る。ここからが稜線歩き。遠くの富士の眺めも近くの山々のうねうねとした連なりも、いい感じ。晴れてはいるが、やや雲が多く空は少し霞んでいる。風がまったくないので稜線にでても寒くない。

富士見台からみる富士山。近くに見ても、遠くに見ても富士はいつも特別の山。それを見つけると少し厳かな気持ちになる。駅からのアクセスがあまり良くないからだろうか、こんなに眺めの良い手ごろなハイキングコースなのに登山客はほとんどいない。空気の澄んだ冬が一番の季節なのに。なんだか秘密の場所を見つけたみたいな気分だ。

こんなポッコリした山の背を歩いてゆく。ハゲ山なので眺めがすこぶる良い・・・だが、これは何と山火事の仕業だったのだ。行きのタクシーで聞いた話では、過去3回大きな山火事があり山頂の木々が全部焼けてしまったと。いずれも人間の不注意。投げタバコや、最後の一回は登山客が山頂で天プラをした火が燃え移ったらしい。山頂での天プラってのもすごいが・・・。たが皮肉なことに、それで木々が無くなったおかげで見晴らしが素晴らしくなった。

あまり達成感は無いがとりあえず山頂到着。3つ峰があるうちのここが主峰、甲州高尾山。東峰は気付かないうちに通り過ぎたみたい・・・。この先にあるもうひとつのピークが剣ケ峰。どれも似たようなピークだけど、いまいち山頂感が無いし、まだ11時すぎだったのでそのままスルー。

ところどころに、まだこんな焼け焦げた木の根っこ。山火事、恐いなぁ。いたるところに「山火事注意」の看板が出ています。

ピークを少し過ぎたところで、アルプスの山並みがきれいに見えるポイントを見つけ休息。今回の新規投入アイテム
「携帯ざぶとん」(750円)。これでお尻は安全!岩でごつごつしてたり、冷たかったり、さぶとんは必須アイテムなのだった。J隊員の熱い視線がそそがれる。

甲府盆地の先に広がるアルプスの山並み。遥かな稜線を眺めながらお昼ごはんのオニギリをほおばる。山梨県っていいな。富士山もアルプスも見える。でここからの下山でちょっとしたハプニングというか・・要は
道を間違えますた。 登山者がいないのをいいことに、あまり道標がないんですよね、プンプン。少し下ると送電線の鉄塔が出てきた。正しいルートはここから左。右にも道があったので、そちらに行ってしまい、なんだか踏み跡のよくわからない落ち葉の降り積もった急斜面をズルズルおりてゆく。最後には、ブルドーザーで山をくずしているような箇所に出てしまい完全に方向を失う。もう一度中腹まで引き返し(本日の一番辛い登り)、ほんのりと道らしい跡をたどって下山。あとでよく確かめてみたら、柏尾山経由の
点線ルートでした。こんな低い山でも、ちゃんとしたルートじゃないと何だか不安。気をつけなきゃ。

帰り道のルートにある、今日ももう一つの目的「大善寺」、本堂は国宝でかわらぶき屋根の由緒ある古刹。

そしてもう一つ楽しみにしていた、大日影トンネル。ここは中が遊歩道になっててトンネルを歩けるのです。ひんやりとした中はワインカーブにもなってます。道順がわからなくて結局、ブドウ郷駅近くから入り口のみを探索。あとでわかったが、これは勝沼ぶどう郷駅からすぐのところに入り口があり。わかりにくいんだよなぁ・・ブツブツ

そんなこんなで、道に迷ったりはしたものの、いろんなお楽しみのあった甲州高尾山。まだまだ時間がたっぷりあったので、ブドウ畑の中をぶらぶら歩いて「勝沼ぶどうの丘」へ。お目当ては天空の湯。露天風呂からは眼下に街並み、遠くに南アルプスの山並みと素晴らしい眺めが待ってます。湯につかりながら、時間のたつのを忘れて遠くの雪をかぶった山並みをずっと見ていた。おみやげはもちろん勝沼ワイン♪