【鐘ヶ嶽】(東丹沢)561m
2021年 02月 11日
再び低山ハイク。すっかり低山歩きが楽しくなってる。今日はまたうららかな春の一日。そう、もう春なんだ。だってこんなに明るい、風もやわらかい。空は青く澄み渡り、てくてく歩く山道が本当に楽しい。あ、今日めざす「鐘ヶ嶽」の頭が正面に見えてきた!
ルートは、小田急線本厚木駅下車。カナチュウバスに乗ります。七沢行き10時ちょうど発。これで広沢寺(こうたくじ)温泉入口で下車。駅から30分くらい。まずはここから広沢寺まで歩く。
途中の道では梅が満開。桜もちらほら咲いている。梅は桜のように華やかさはないけど、まだ寒い冬の日に、灯りのようにぽつぽつと咲く姿が華憐。
広沢寺温泉からゆるやかな車道をのぼり、歩くこと40分。やっと登山口に到着^^;; 前の黒い穴はトンネル。山ノ神隧道。向こうに出口は見えてはいるが、真っ暗なトンネル・・ちょっとこわい。登山口はこの手前から左手に登ってゆく。
ここから山頂までは小一時間。登り始めは岩がごつごつした急な登りがある。手すりをつかみながら慎重に通過。鐘ヶ嶽にはロッククライミングできる場所があるらしいが、どこだろう。歩いていると、ところどこに古い祠がある。ひとつひとつ神様をお参りしてゆく。
神様も仏様も。苔むした小さな仏像。表情がかわいい。
きょうは、暖かそうだったので半ズボン登場。本日のウェア:ベースレイヤー、リュックはミレー。半ズボン、ミドルレイヤー、ソックスはノースフェイス、靴はアークテリクス。
最初の岩場以外はなだらかな道をのぼり、40分で山頂到着。さすが低山。鐘ヶ嶽、なぜか山頂の標識なし。この看板が標識の代わりなのかな。山頂にはテーブルがあって休憩できるけど、眺望なし。
山頂にある二体の仏像。表情がおもしろくて、おもわずアップで撮ってみた!ユーモラスだね。
山頂から少しおりたところにある浅間神社。りっぱな社殿だ。山頂に跡がのこる七沢城は、戦国時代に上杉定正の居城だったところ。この社殿も上杉定正が建立した。祭神は、木花咲耶姫命、大山祇命、誉田別命の三神。
境内は、北側の木が払われ視界が開ける。ここでザックをおろして、ベンチでランチ。きょうもお手製バゲット&ミルクコーヒー。デザートはプチトマトとJ隊員から頂いたマドレーヌ。
あれ、目の前の木は・・・桜だった。すっかりつぼみも膨らんで、少し咲きはじめてる。普通はヤマザクラの開花はもっと遅いはずなんだが。
社殿の前の鳥居。横に小さな摂社。二つの鳥居がこの角度で立っているのは、実は私はちょっと不安なイメージがあり・・(補陀落渡海船)
参道のこの階段が、めちゃくちゃ急で、しかも一段一段が妙に狭いので、ものすごく用心して下る。途中からはロープがつけられていた。地元の方はこの神社にお参りしたりするのかな。
こんな感じ。中央にロープがつけられている。
ここからの下山ルートも結構楽しくて、十七丁目からはじまって下におりてゆくのだが、丁目ごとに小さな仏様が。これは大日如来。素朴な表情がなんとも言えない。
普賢菩薩。おだやかな表情。これはきれいに顔が残っているが、なかには崩れてしまっている仏様もあった。
良く読めないが、ユニークな顔の仏様。
これが一番最初の鳥居。こちらから登るときは、この鳥居をくぐって、参道を登って山頂へ。ほとんどの人はこちらのコースだったみたいです。私たちだけ逆ルート!? いちおうガイドブック通りなんですが。
鳥居の下にあった小さな祠。ここにはどんな神様がいるのかな。
鳥居をすぎると登山口に出て、車道を歩いてバス停へ。登山口にあった、妙な看板。森の中では血圧が下がる!ポイントは「都市より森林のほうがリラックスできる」。まあ、普通そうだと思いますが。
by miki-r-fujiwara
| 2021-02-11 22:01
| 鐘ヶ嶽
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